「人と関わるのが怖かった私が、“初めて”で少し前を向けた気がします」

あいりさん(21歳・元不登校)

私は中学の頃から人付き合いが苦手で、ずっと「コミュ障」だと自分で思ってきました。高校もほとんど通えず、そのまま大学にも進まず、アルバイトもできないまま家に引きこもる生活を続けていました。

SNSを見ると同世代の子たちは恋をして、遊びに行って、経験を重ねて…そんな中で取り残された自分は、どんどん「女として終わってるんじゃないか」と感じるようになっていました。実際、誰かと手をつないだことも、キスすらしたこともありませんでした。

そんな私が処女のまま21歳になり、「このままずっと誰とも関わらずに生きていくのかな」とふと絶望的な気持ちになった時、「処女卒業サポート」という言葉をSNSで見つけました。正直、最初は怪しいって思いました。でもホームページの体験談を読んで、「同じように悩んでる人が他にもいる」と知れたことで、ほんの少し勇気が出ました。

まっくさんのX(旧Twitter)から思い切って連絡をしてみると、返ってきたメッセージはとても丁寧で、無理に会おうとせず、私のペースに合わせてくれたのがとてもありがたかったです。

当日、待ち合わせの場所に行くのも本当に緊張しました。正直、電車の中で何度も吐きそうになったくらいです。でも実際に会ったまっくさんは、写真の通り清潔感があって、何より「こちらを見てくれる目」がやさしくて、ほんの少しだけ安心できたのを覚えています。

お部屋に入ってからも、すぐに何かをされることは一切なく、ずっと話を聞いてくれました。不登校だったこと、うつ病で通院していたこと、人と目を合わせるのも苦手なこと…普段誰にも話せなかったことを自然と話していました。

行為も無理のないペースで進めてくれて、手を握ってくれたり、声をかけてくれたり。初めての私にとって、その全部が優しくて、怖さがだんだん溶けていくようでした。終わったあとも、責めることなく、ただそばにいてくれて、それがとても嬉しかったです。
あの時間があったから、私は「少しでも外の世界に触れていいんだ」って思えるようになりました。
まっくさん、本当にありがとうございました。